アイテム手帳:跡地

ITやデジタルのアイテムを、暮らしの中で「楽しく」「賢く」使うためのチュートリアル

バカなやつほどうまくいく、賢いやつは…?「ニコニコ哲学」

よく走る馬って基本的にバカな馬なんだそうです。だって、人間に脅されたりすかされたりして、自分の体の限界を超えてまで一生懸命走っちゃうわけですよ。バカでしょ?そういう馬が、レースで勝つんです。ー4 バカにはバカと言い、計算ずくでバカをやるー 「ニコニコ哲学-川上量生の胸のうちルールを変える思考法 (角川EPUB選書)」
 
KADOKAWA会長 川上量生さんの著書「ニコニコ哲学」より、競走馬に関するひとこと。バカな馬ほどよく走り。…そして、賢い馬は、「肉」になるのだという。
 

 これは人間の場合にも当てはまるだろう、と本書では語られている。勉強することに疑問を持たず、バカ正直に勉学にはげんだ者ほど学歴が高くなり。賢い者、もしくは賢くなってしまった者は、いかに労力を使わずにすませるかと考えて行動するようになる。

 
このひとことを読んだときに思い出したのが、トーマス・エジソンの幼少期の話であった。「なぜその答えになるか納得できない」と言って勉強が進まなかったという逸話があるのだが、それもまさに、怠惰とは違う方向で、賢さが作用して、「一般的によい」とされるレースで勝てなくなった事例であろう。(レースに勝てることが、いいか悪いかはまた別の話であるが)

  

ニコニコ哲学-川上量生の胸のうち

ニコニコ哲学-川上量生の胸のうち

 
ニコニコ哲学

ニコニコ哲学