本の本・読書法-電子書籍「kindle(キンドル)」
あなたが最初にハマった本はなんでしょうか?学校でおすすめされた小説や、本屋でたまたま手に取ったランキング上位の本、はたまた小さいころに熱中していたモノの図鑑、などという方もいらっしゃるかもしれません。そんな最初の1冊というのがあるのは、もち…
音楽はカジュアルに楽しめるのに、どうして本を前にすると僕らは身がまえて、変に生真面目になってしまうんでしょうか?音楽を聴くときみたいに、もっと気軽に受け入れるわけにはいかないんでしょうか?ー「遅読家のための読書術」-第1章 なぜ読むのが遅いの…
普段読書をしていないと、語彙が身につかない、知的体力がつかないだけでなく、思わぬ落とし穴に引っかかってしまうこともあります。それが、「ちょっとした名言にすぐ心を動かされ、そのまま座右の銘にしてしまうこと」。文脈を無視した一文に影響を受けて…
読書には、まったく未知のものに触れる喜びがあります。それは、当然のことながら読書の楽しみのひとつです。しかし、「だいたいの内容を知っているからこそ、あじわうことができる」という面もあるのです。ー第1章 「読んだつもりで終わらせない名著の読書…
印刷書籍というのは、将来的には限定品的な「スペシャル」な商品として位置づけられることになるだろう。つまり、電子書籍で読んだファンが、グッズとして印刷書籍を買う時代になる。ー第1章 原稿料と印税-「作家の収支」よりー メフィスト賞を受賞し、アニ…
ひとつの出来事に対していくつか伝えたいことを思いついた場合でも、すべてを書こうとはしません。伝えられることはひとつ。伝えたいことを欲張ってはいけない。「りんごが美味しかった」。それだけでいい。ー書くこととつくること-今までに会得した「書くコ…
古いパラダイムで書かれた本をがんばって読んでも費用対効果に見合わないのだ。そして最新の「知の見取図」を手に入れたら、古典も含め、自分の興味のある分野を読み進めていけばいい。ーはじめにー『「読まなくてもいい本」の読書案内 ――知の最前線を5日間…
「この本は棚にどんな人を連れてくるだろう」と思いうかべ、その人の目や足の動きを考えながら本を並べる。本屋の棚は、最終的には本よりも人に合わせてつくられていきます。図書館のように本の内容で分類を決めるのではなく、その本を読む人を想像して、楽…
「固め読み」したほうが圧倒的に記憶に残りやすくなります。同じジャンルの5冊の本の間で相互に関係性が生まれるので、意識しなくても比較・対照しながら読むことになります。ー第5章 「読んだら忘れない」精神科医の本の選択術-人間の記憶は芋づる式になっ…
最後の6つ目は、自分がリスペクトする人との会話に出てきた本を読んでみるパターンだ。これについては、その場ですぐにメモしておき、その日のうちに仕入れることが多い。若い人からも情報を得る。そして、できたら翌日には読み終え、メールですぐに感想を送…
以前は100読んでも5しか参考にならないことを「95無駄にしてしまった」と捉え、時間を無駄にしたくなかったから読む本を厳選し、結局なかなか読めずにいてしまった。 しかし5が継続的に得られるというのは偉大なことだ。1カ月に1回5が得られるのと…
科学にかぎらず、知性というのは、「どれだけたくさんの人の立場で考えられるか」ということだとぼくは思います。それは「読む」ことによって養われる力なのであり、知的活動の現場で、実際に重要視されているのが、積極的な読書なのです。ーこれが“自分の頭…
「Q.電子書籍を専門のブログを本気で作るならどんな仕組みで勝ちをねらいますか?#きんどう本」―第三章― 「Kindleのまとめサイトでどうにかこうにか1000日間生計をたてた話」 電子書籍情報サイト「きんどるどうでしょう」( http://kindou.info )の管理人…
1冊の本を何度も繰り返し読むことでユニークな知的生産を行った人の典型に、アラン・ケイがいます。ケイは、個人が個人的な知的生産を行うために用いるコンピューター、つまり「パーソナルコンピューター」という概念を歴史上最初に打ち立てた人物です。1970…
どうせ死ぬなら 、本に埋もれて死にたい 。畳の上で往生するより 、本に埋もれて死ぬ方がよほど幸せな死に方だ 。麗乃は本気でそう思っている。 「本好きの下剋上」より、主人公麗乃のひとこと。 確実に痛い、死に方の中でも痛い部類に入ると分かるが、 それ…